【知命・立命・天命】


実は自分を知り自力を尽くすほど難しいことはない


自分がどういう素質能力を天から与えられておるか、それを称して「」と言う。それを知るのが命を知る、知命である。


知ってそれを完全に発揮してゆく、即(すなわ)ち自分を尽くすのが立命である。


命を知らねば君子でないという『論語』の最後に書いてあることは、いかにも厳しい正しい言葉だ。命を立て得ずとも、せめて命を知らねば立派な人間ではない


とは先天的に賦与(ふよ)されておる性質能力であるから「天命」と謂(い)い、またそれは後天的修養によって、いかようにも変化せしめられるものという意味において「運命」とも言う。

天命は動きのとれないものではなく、修養次第徳の修めかた如何(いかん)で、どうなるか分からないものである。

決して浅薄な宿命観などに支配されて、自分から限るべきものではない


安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う
価格:
致知出版社(2006-05)
売り上げランキング: 18287
おすすめ度の平均: 5.0

5安岡先生のお言葉をかみしめる
5忙中、閑有り
5まさに座右の書
4難しいがチャレンジして読んでみるべき本
5「自分から」を思い知らされた。



社員80名で売上300億のノウハウ「顧客感動創造マーケティングを知りたくありませんか?
お問合せやご相談などございます方は、「顧客感動創造倶楽部」へご登録(無料のメルマガ)下さい。勧誘などはいたしませんので、ご安心下さい。コラム配信やセミナーとか勉強会などのご案内は差し上げます。




Follow me!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください