あらゆる面において、生命力の旺盛(おうせい)な少年時代・青年時代には、必ずこれから先ああしてこうしてといろいろな考えを持つ。

これを「理想」という。


その理想が、その人間に照らして、あまり実現性がないという場合に、これは「空想」ということになる。


その人間に実力があれば、空想に非(あら)ずして、理想になる


だから理想を持つということは、これは人間生命の必然の作用であって、その理想をいかに空想に堕(だ)さしめざるかということが人間修行の一番大事な点である。


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